塗料の種類と性能比較
coating material
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塗料にはいろいろな種類があり、各々の性能差や特性があります。値段や耐久年数も様々ですが、お客様のライフスタイルや建物の劣化具合によって選ぶ材料、工事方法も違ってきます。長持ちさせるためには、適切な材料と工法の選択が必要です。
塗料の種類 | 耐用年数 | その特徴 |
アクリル樹脂 | 4~6年 | 安価で幅広く使われています。 外部用としては、長期耐久性に不安があります |
ウレタン樹脂 | 8~10年 | バランスのとれた性能でアクリルより耐久性が高い 一般的に塗り替えで一番多く使われてきました |
シリコン樹脂 | 12~15年 | 耐候性、耐熱性に優れ、ウレタン樹脂塗料よりも更に高い耐久性があります。透湿性にも優れ、建物の内部結露を防止する効果も期待できます |
ラジカル制御形 | 13~16年 | ラジカル制御形塗料は商品化されてまだ日が浅い塗料ですが、シリコン系を超える耐候性があるといわれています。 |
フッ素樹脂塗料 | 15~20年 | 長期耐候性があり、塗料としては最高水準の性能です。 一般のお住まいでも最近ではよく使われています。 |
また、太陽から注がれる赤外線を反射する遮熱塗料(高日射反射率塗料)や熱の伝導を抑える断熱塗料というものがありますが、これは熱反射特性により温度の上昇を防ぎ室内環境の向上や冷房費の節約等に役立ちます。
室内の塗り替えでは、揮発性有機化合物(VOC)をほとんど含まず、安全基準に適合する室内用塗料を選定します。また、近年では光触媒作用により菌やウイルスの繁殖を抑制する高機能性塗料に注目が集まっています。下塗り材との組み合わせで、既存のビニルクロスの上から塗装が可能です。
期待耐用年数が長い塗料ほど商品価格は高くなります。もちろん耐用年数が長いのは嬉しいことですが、お客様のご予算の問題や建物の痛み具合によっては、必ずしも高いものを使う必要性がない場合もあります。
肝心なのは何を塗るかの前に、何に塗るのかです。適切な塗り替え時期と適した塗料が分かれば、無駄な費用もかかりません。適切な下地処理を行い高性能な塗料を正しく施工することで、メンテナンスサイクルが長くなり、塗り替え費用(ランニングコスト)の削減が可能です。
メイク・お化粧 | 塗装・塗り替え |
クレンジング・洗顔 | ケレン・高圧洗浄 |
化粧水・保湿材・美容液・乳液 | 下地処理 |
ファンデーション・コンシーラー | 下塗り材 |
フェイスパウダー | 上塗り材 |
『お客様にとって本当の満足・本当の良心的な会社とはなんでしょうか?』
塗装工事や防水工事はリフォーム工事全般の中でも最も手抜きが簡単な工事と言えます。材料の薄めすぎ・材料の質、こういうところはまず素人にはわかりません。
しかし現実は、薄めた材料や間違った材料を使って工事したものと、しっかりと下地処理を行い適切に塗料を使い丁寧に塗装したものとでは、完成時の見た目での違いが一般のお客様にはほとんどわかりません。
むしろ、材料を薄く伸ばしたり工程を省いたほうが、コストが安く工期も短縮され、完成時には喜ばれることの方が多いのです。
私たちは、10年後15年後に「本当に良かった」と言っていただけるように、目に見えない下地の処理から丁寧に行い、長持ちする仕上がりを実現します。見せかけだけの満足ではなく、本当の満足を与える企業であり続けます。
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