この工法は、改質アスファルトルーフィングシート裏面と下地面をトーチバーナーにて炙りながら融着し防水層を形成する工法です。トーチ工法の利点は、熱工法のアスファルト溶融釜のような大がかりな機材が不要で環境問題にも対応しています。
コストパフォーマンスに優れた工法ですが、炙り不足などの施工不良が原因による早期劣化や雨漏りなどの不具合が多く発生しており、精度の高い確実な施工が必要です。

アスファルトプライマー

アスファルトプライマー塗布

トーチバーナー

改質アスファルトシート防水トーチ工法



屋上アスファルト防水の改修例

一度雨が降ると何日も水溜まりが続いてしまう場所は、防水層が早期に劣化しルーフィングシートの継ぎ目から水が浸入してしまい雨漏りの一因となります。また、表面の保護塗装(トップコート)が劣化すると、熱や紫外線により防水層の劣化が進んでしまいます。防水層を長持ちさせるためには、水はけをよくし定期的なメンテナンスを行う事が必要です。

1030601-750.jpg

施工前

1030553-750.jpg

施工後

工事箇所…屋上 アスファルト防水露出仕上げ
施工内容… 勾配調整 トーチ工法による張り重ね 保護仕上げ塗装



画像の説明

施工前

画像の説明

施工後

工事箇所…機械室屋上
施工内容… ふくれ補修、ドレン改修、トーチ工法による張り重ね 保護仕上げ塗装


前のページに戻る